杵屋さん
「活動を通して、街のあちこちから長唄三味線の音が聴こえるようになれば」と杵屋さん(鹿嶋市の鹿島城山公園で撮影)

茨城再見聞

 鹿嶋市宮下の長唄三味線演奏家、杵屋ちよさんは今春、「長唄をコミュニケーションツールとして広めよう」と活動する東京が拠点のサークル、江戸長唄ごひいき衆の鹿嶋・神栖支部を発足した。

 三味線のけいこは通常、師匠と一対一で行うが、同支部は、気軽に参加できるグループレッスンを展開。また、若者の参加を積極的に呼びかけるのも特徴。11月には、支部のメンバーらで、同市の鹿島神宮での奉納演奏を実現した。

 発足準備段階から念頭にあったコロナ禍は、活動を制限した一方、オンライン技術を普及させたことで、けいこの効率をアップしたという。「今や年配の人でも、ネット動画で自主練習している」と杵屋さん。

 杵屋さんは水戸市出身。「杵屋ちよ」という名は、演奏家だった祖母から継いだもので、父の杵屋勝雄治さん、兄の杵屋勝一郎さんも演奏家。「日本のすばらしい文化を、時代を見つめながら、次世代に伝えていきたい」

 12月19日に鹿嶋勤労文化会館で親子三味線体験会を開く。参加費1000円。同会館☎︎0299・83・5911。

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