
国内を代表する日本画団体・日本美術院の「再興第109回院展 茨城五浦展」が、北茨城市大津町椿の県天心記念五浦美術館で開かれる。昨年9月から行われている全国巡回展の一つ。7月21日まで。
日本美術院は1898年に岡倉天心が中心となって設立した。一時、活動が休止となったが、1914年に横山大観らが再興した。
展示は60点。第一線で活躍する同人の作品や、公募による入選作、茨城ゆかりの作家作品などを紹介する。
初日の21日午前10時からは、オープニングイベントとして、日本美術院同人の倉島重友さんと山本浩之さんによるギャラリートークを開催(参加には企画展の入場券が必要)。2人のサイン会もある(先着50人)。
入場料一般950円、70歳以上470円など。月曜休館(7月21日は開館)。同館☎0293・46・5311。