展示の様子
写真左は、旧陸軍の挺進部隊で使用した落下傘

 日立市宮田町の市郷土博物館で、戦時下の市内の写真や資料を展示するギャラリー展「戦時下の新収蔵資料」が開かれている。7月25日まで。

 1945年6~7月の、米軍の空襲による市内の犠牲者は約1500人。同館では、「空襲を忘れず、平和について考えるきっかけになれば」と、毎年この時期に同展を開いている。

 同館所蔵の写真に加えて、新たに市民から寄贈された資料を展示している。資料は約20点。

 故・鈴木定男さんが寄贈した「一式落下傘主傘」(昭和18年製 藤倉航空工業)は、旧陸軍の空中挺進部隊で使用した落下傘。空中挺身隊員だった鈴木さんは、「命だと思って大事にしていた」といい、飛行場の防空壕に隠しておいたものを、戦後2、3か月過ぎてから引き上げてきたという。

 ほかに、戦地から家族にあてた手紙や、防空頭巾などが展示されている。

 入館無料。午前9時半~午後4時半(入場は同4時まで)。6月28日、7月5~10日は休館。同館☎︎0294・23・3231。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう