県内の古墳の未来考える 12日に大洗でシンポジウム「茨城県の古墳」(茨城・大洗)
空から見下ろした磯浜古墳群(同町提供)

 県内の主要な古墳について、最新の調査研究成果を報告し、未来にどう残せばいいのかを考えるシンポジウム「茨城県の古墳」が12月12日午前10時~午後4時半、大洗町磯浜町のトヨペットスマイルホール大洗(大洗文化センター)で開かれる。

 同町教育委員会生涯学習課が主催しているもので、今年で4回目。

 茨城大学教授の田中裕さんの基調講演「茨城県の古墳―ゆたかさの源泉―」のほか、国の史跡に昨年指定された大洗町の「磯浜古墳群」、100年前に国の史跡となった石岡市の「舟塚山古墳」についてなど、4つの研究発表がある。

 シンポジウム参加者には、県内の9つの古墳をイラスト入りで紹介した「いばらき古墳旅まっぷ」を配布する。会場と、大洗駅前のうみまちテラスでは、磯浜古墳群を中心に県内の古墳関連の書籍やグッズの販売も行う。

 定員300人。参加無料だが、電話、ファクス、メールなどで事前申し込みが必要。問い合わせ、申し込みは、同町教育委員会生涯学習課☎︎029・267・0230。

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