ツバメと過ごした春 巣立ちは「うれしいけども」
巣立ち後の巣と飛田さん

 水戸市栗崎町の飛田毅さん(75)方の物置に営巣していたツバメの一家が、このほど巣立った。飛田さんによると、営巣は約10年ぶり。飛田さん宅のカレンダーには、「巣作り始まる」「卵の殻が落ちていた」などと、ツバメの日々の様子の記録がびっしり。

 「無事に巣立ち、うれしいやら、寂しいやら。心にぽっかりと穴が空きました」と飛田さん=写真。

 巣作りが始まったのは5月29日。ツバメのつがいは、物置の中と外を何度も行ったり来たりしながら、4日ほどかけて巣を作った。

 ある日、小さな卵の殻が2つに割れた状態で落ちていた。その後も続き、計8個になった。「そのうちの4匹生まれたのでは」と飛田さん。

 やがて畑で育てているジャガイモを掘る時期に重なったが、掘ったジャガイモは物置に広げるため、環境が変わってしまってはかわいそうだと、掘らないままでいた。畑仕事の休憩時間には、物置のすみでツバメを見守るのが日課になった。

 「ツバメは、協力して巣を作ったり、交代で卵を温めたり、夫婦仲がよくて、感心した。また来年も来てくれたら」

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