ラジオ体操を競い合う 第2回市長杯に12団体(茨城・日立)
息の合った体操が披露された(長屋陽撮影)

 ラジオ体操第一の動作を競うチーム対抗戦「日立市長杯ラジオ体操コンクール」がこのほど、同市東成沢町の池の川さくらアリーナで開かれ、予選を勝ち抜いた4部門12団体276人が出場、それぞれに息の合った体操を披露した。

 全国に愛好者がいるラジオ体操は、同市出身の体操選手、遠山喜一郎さんが考案したとされる。コンクールは、ラジオ体操を郷土の宝として広めようと、同市が主催したもので、2回目。

 部門は、「小学生」「中学生」「高校生・大学生」「一般」。ビデオ審査で行った予選には、50団体1082人が参加した。

 審査委員は、市内のラジオ体操1級指導士、及川謙治さんらが務め、NPO法人全国ラジオ体操連盟理事の平井孝子さんも招いた。

 小学生の部で1位に輝いた同市立東小沢小学校は、全校児童11人の小規模校。6年生の川崎心晴さん(11)と、川崎さくらさん(12)は、「全員で気持ちを一つにして体操できるように練習してきた。優勝はうれしい」と笑顔。

 一般の部で3位になった日高学区健康体操教室スリム会は、平均年齢80歳の21人で体操。メンバーの綿引平さん(80)は、「明るく、楽しく、元気よくがモットー。これからも楽しく体操します」と話していた。

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