3か月の三味線 堂々と 地元サークルが演奏会企画(茨城・潮来)
演奏前に笑顔を見せる杵屋さん(中央)と参加者ら

 三味線のステージ演奏に、三味線のけいこを始めて3か月で挑戦しようという企画の演奏披露会が6月18日、潮来市潮来の津軽河岸あと広場「石の蔵」で開かれ、参加した15人が、童謡の「さくら」など2曲を披露した。

 同企画は、「三味線の音が流れる粋なまちづくりを」と活動する長唄三味線サークル「江戸長唄ごひいき衆」鹿嶋・神栖支部が行ったもので、3回目。同支部代表で、長唄三味線演奏家の杵屋ちよさん(49)が指導を担当。今回は、4月にけいこを開始。水郷潮来あやめまつり期間中の発表を目指して、月2回のけいこに加え、自宅でも練習を重ねてきた。

 鹿嶋市の熊倉恵美子さん(52)は、「両親が見に来てくれた。緊張したけれど、楽しく演奏できた」と笑顔。鉾田市の江幡万亀子さん(58)は、「和楽器の挑戦は初めて。音色がすてきでした」。会場には、参加者の家族のほか観光客も訪れ、にぎわった。

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