喜雨亭と養浩園 特別公開 常陸大宮で30日(茨城・常陸大宮)
喜雨亭(同会提供)

 常陸大宮市高部にある「岡山家喜雨亭(きうてい)」と、回遊式庭園「養浩園(ようこうえん)」の特別公開が7月30日、同所で行われる。

 喜雨亭は、明治中期に建てられた造り酒屋の座敷棟。木造3階建てで、2階は畳敷きの座敷、3階は板敷で色ガラスがはめられている。6月、「旧岡山酒造養浩園喜雨亭」として、国登録有形文化財(建造物)になった。

 養浩園は、建物の南に広がる庭園で、広さ約3000平方㍍。6月に、国登録記念物(名勝地関係)に登録される見通しになった。

 特別公開は、両所の登録と、登録の見通しを記念したもの。

 時間は午前9時~午後4時半(受付は同4時まで)。観覧料は500円で、同所の解説書付き。集まった観覧料は、同所の整備、修理費用として活用される。

 約1時間のガイドツアーも行う(午前9時半、11時、午後1時半、3時。各回定員20人)。森と地域の調和を考える会☎︎0295・58・3812。

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