制作した紙芝居と、藤枝さん
このほど制作した紙芝居と、藤枝さん

 茨城町の読み聞かせグループ「おはなしの会 しらゆきひめ」のメンバーの1人、藤枝豊子さん(61)は、「花まる子」のペンネームで絵本作りをしていて、全国コンクールで入賞した経験もある。このほどは、紙芝居作りに初挑戦。「子どもたちに喜んでもらえたらいいな」と藤枝さん。

 紙芝居は、紙芝居文化推進協議会主催のコンクールに出品するために作った。お話は、2018年、公募展「第35回日産童話と絵本のグランプリ」絵本の部で佳作に入った自作の「こたつものがたり」をもとにした。

 こたつものがたりは、おじいちゃんと近所のネコたちが繰り広げる楽しい物語。絵本と紙芝居では表現方法が違うため、紙芝居を学ぶ県外の教室に申し込んだが、コロナ禍で通えなかった。やむなく図書館で、紙芝居を何作も借りるなどして、自分なりに研究して作った。

 

◼︎27年前の衝動から

 27年前に最初に絵本を自作したのは、子どもを連れて手作り絵本教室に参加したのがきっかけ。元幼稚園教諭で、幼い頃から絵を描くのが好きだった藤枝さん。「無性に製作したい衝動にかられました」

 茨城児童文学者協会に入会し、お話作りの勉強を始めたが、子育てに追われて、いったんは中断。再び絵本作りに取り組むようになったのは50歳を過ぎた頃。

 絵本作家のきむらゆういちさんが講師の東京の絵本教室に通い、月に1作仕上げて批評を受けるという日々を約3年続けた。

 教室で製作した作品は、読み聞かせボランティアの活動で披露することも。「花まる子」のペンネームは、みんなに作品を覚えてもらえるようにと付けた。

 「自分の絵本を1冊出版できたらいいな」という夢も温めているが、「子どもたちの笑顔が、何よりうれしい。これからも楽しい作品を作りたい」。

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