美術を語り合う(茨城・北茨城)
作品の前で意見を交わす創大君と典子さん

 北茨城市大津町椿の県天心記念五浦美術館はこのほど、美術作品について語り合う楽しさを知るワークショップ「来て・見て・発見! アートツアー for kids」を開催した。対象は小中学生。企画展の開催ごとに6年前から実施しているもの。

 日立市の徳田凰成さん(13)と創大君(9)、母親の典子さんが参加。3人は、企画展の七宝焼作品を前にして、事前に用意された「はげしい」「つよい」「にぎやか」の3つのキーワードを念頭に話し合った。

 「『花鳥図蓋付飾壺』の鳥の羽ばたきがはげしいと思った」とは、凰成さん。創大君は、細かに鑑賞するなかで、作品に、小さな虫が描かれているのを発見した。

 凰成さんは「作品ごとに雰囲気が違っていて、探すのが楽しかった」、創大君は「誰も気づかなかった虫を発見できてうれしかった」と話していた。

 なお、同ツアーは次回は10月29日に開催予定。

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