書作家 関紫芳さん展 心書画など確立  県陶芸美術館(茨城・笠間市)
墨と金粉を使った心書画の一部

 笠間市の書作家、関紫芳さんの作品展「関紫芳(しほう)展 記憶のかけら」が、笠間市笠間の県陶芸美術館県民ギャラリーで開かれている。6月8日まで。

 関さんは、文字と絵画を融合した独自のジャンル「心書画」を確立し、1991年から国内外で個展を開催。2002年には、筆で文字を書くことをもっと自由に楽しんでほしいと、漢字1文字と添え書きで構成する「字手紙」を考案した。現在は、如月書道会、字手紙さわらび会主宰。

 展示は50点以上。新作に加えて、半世紀以上にわたって書きためた作品に、新たに手を加えたリメーク作品も展示。作品の一部を木材や石に貼り付けたコラージュ作品も並ぶ。

 「作品には、文字や日本語を大切にしたいという気持ちを込めてきた。少しでも興味を持ってもらえたら」と、関さん。

 最終日は午後3時まで。入場無料。

 

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