青パパイヤ鈴なり やぎぬま農園(茨城・那珂市)
鈴なりの青パパイヤと柳沼さん

 野菜として食べる緑色の青パパイヤを生産販売する那珂市菅谷のやぎぬま農園の畑で、収穫が始まっている。畑には、大きな葉に覆われた高さ2メートルほどのパパイヤの木がずらり。葉の奥には、長さ20㌢から30㌢余りのパパイヤが鈴なりだ。同園の柳沼正一さん(=写真、71)は、「最高の成り具合」とほほえむ。収穫期は12月上旬まで。

 パパイヤは、黄色の完熟実をフルーツとして食べるものとして知られているが、青パパイヤとして食べる習慣も南国を中心に各国にある。

 同園が開園したのは10数年前。海外の事情に詳しかったやぎ沼さんが、青パパイヤの栽培地として最適な場所を全国に探し求めて、同市に行き着いた。青パパイヤは、消化酵素などの健康成分を豊富に含むため、「青パパイヤで、日本中を元気にしたかった」と柳沼さん。

 採りたて青パパイヤは、1個700円前後。同園敷地内の直売所で販売している。

 同園は先日、敷地内に青パパイヤの栄養成分などを紹介する「パパイヤ資料館」を開設した。入場は無料。同園☎029・219・8127。

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