「夏休みの出来事、思い出」をテーマにした第40回チビっ子夏の絵コンテストの審査がこのほど行われ、幼児、小学校低学年、同高学年の3部門で、最優秀賞1点、読売茨城タウンニュース社社長賞1点、優秀賞2点、佳作6点、奨励10点、全作品の中から読売新聞水戸支局長賞1点の計61点が決まりました。入賞作品(佳作以上)と併せて特集します。
応募数は、幼児の部920点、低学年の部1357点、高学年の部871点の計3148点。作品は、花火をしたり、動物園や水族館で楽しんだりと、夏休みの楽しさを伝えるものが多くありました。描きたい対象をしっかり絞り、丁寧に描きこんだ作品が例年以上に目立ちました。
今年は、40回目のコンテスト。親子2代にわたっての入賞もありました。読売新聞水戸支局長賞に輝いた小森このはさんと、母親のこのみさんです。このみさんは、5歳のときから小学6年までの間、最優秀賞や読売新聞社賞などを受賞しました。
審査会では、特別審査員の三好義章さん(元ひたちなか市立前渡小校長)と飯村敏江さん(元水戸市立国田小教諭)が、力作に圧倒されながら、熱心に審査しました。2人は、「描く題材は足元にたくさん落ちている。自分なりの感動を大事にして、素直に、思いっきり描いてみて」と、アドバイスしています。
最優秀賞(各部門から1点選出)
〈幼児の部〉
「ディズニーランドにいったよ」
橋本 結埜(5歳) 水戸市・キンダーワールドナーサリー
【本人コメント】ディズニーランドのシンデレラ城に行きました。
【講評】クレヨンの明るい色使いから、
〈低学年の部〉
「わっしょい『盆づな』」
西連寺 勇磨 茨城町・青葉小3年
【本人コメント】「盆づな」は、地域のお盆の行事です。
【講評】行事のことがよくわかり、
〈高学年の部〉
「ペンギンのカメラ目線にほっこり」
関 悠真 笠間市・笠間小5年
【本人コメント】水族館に行った時のことを描きました。
【講評】石垣や緑など、細部にも目を向けて描いたことで、
読売新聞水戸支局長賞(全部門から1点選出)
「迫力満点! 東京スカイツリー」
小森 このは 水戸市・酒門小5年
【本人コメント】夏休みの一番の思い出を描きました。空は、
【講評】どこまでも延びていくようなスカイツリーの高さが、
社長賞(各部門から1点選出)
〈幼児の部〉
「保育園の夏まつり」
大曽根 由紘(5歳) 水戸市・さんさん保育園
〈低学年の部〉
「みんなでプール」
井上 叶渚 水戸市・浜田小1年
〈高学年の部〉
「久慈川でサップ体験」
佐々木 惟人 水戸市・浜田小5年
優秀賞(各部門から2点選出)
〈幼児の部〉
「かんらんしゃ」
佐久間 心都(3歳) 鹿嶋市・認定こども園こじか
「ぼくのだいすきななつ」
後藤 裕太(5歳) 水戸市・石川認定こども園
〈低学年の部〉
「やっとわれたよ、スイカわり!」
鈴木 美月 水戸市・浜田小3年
「夏! おばあちゃんと横浜さんぽ」
岡本 未来 ひたちなか市・長堀小3年
〈高学年の部〉
「夏の挑戦」
関口 喜丈 行方市・麻生小5年
「大好きな黄門祭り」
杉岡 るな 水戸市・五軒小5年
佳作(各部門から6点選出)
〈幼児の部〉
「じいじとばあばとねーねとあんちゃんで動物園に行ったよ」
柴田 杏菜(4歳) 水戸市・けやき台保育園
「バーベキューとはなび」
大藤 そら(5歳) 大子町・だいご保育園
「かぶとむし つかまえたよ」
山崎 伊織(6歳) 水戸市・アトリエキッズダム
「たのしかったぷーる」
中井 初華(4歳) 大子町・池田保育園
「むしとり たのしいな」
小山 稜太(5歳) 水戸市・ヴィクトリアナーサリー
「せんばこのはなび」
平間 輝(5歳) 水戸市・ヴィクトリアナーサリー
〈低学年の部〉
「たのしかった ! しみんプール」
延 あかり 水戸市・浜田小2年
「楽しかった福井県立恐竜博物館」
宮本 悠平 日立市・中小路小3年
〈高学年の部〉
「沖縄・西表島から由布島への水牛車渡り」
助川 花恋 茨城町・大戸小5年
「盆踊り」
永井 里莉 笠間市・北川根小6年
「夏休みに行った大阪家族旅行」
川田 陽菜 水戸市・見川小5年
「波乗り 大成功!」
高野 茉子 鹿嶋市・豊郷小5年
「はじめてのカヌー」
鈴木 健斗 日立市・金沢小6年
「大きなダチョウとぼく」
永井 明登 水戸市・アトリエキッズダム(4年)
〈お断り〉作者名の敬称は省略しました。
【テーマ】夏休みの思い出 【募集対象】本県在住の幼児と小学生 【主催】よみうりタウンニュース(読売茨城タウンニュース社) 【後援】県教育委員会、読売新聞水戸支局 【協力】報知新聞社、読売茨城広告社、茨城読売IS、読売旅行茨城営業所 【協賛】冨山塗装、東海馬事苑、イワマ接骨院、社会福祉法人清順会、鹿島自動車ガラス