伝統背負って全国へ 清真学園少林寺拳法部「団体は2年ぶり」(茨城・鹿嶋市)
清真学園高校・中学校の少林寺拳法部のメンバー

 鹿嶋市宮中の清真学園高校・中学校の少林寺拳法部が、3月24日から香川県で行われる全国大会「第26回全国高校少林寺拳法選抜大会」に出場する。

 出場するのは、個人戦の「自由単独演武」に1人、2人で演武をする「組演武」に3組、6人で演武をする団体戦「団体演武」に1チームで、いずれも女子の部。

 昨年11月に水戸市で行われた高校新人大会(選抜大会県予選)と、同12月に埼玉県で行われた関東高校選抜大会で、全国大会の出場権を得た。

 同部は全国選抜大会には毎年出場しているが、団体戦の出場は2年ぶり。

 創部は1981年。中高一貫校で、中学時代から入部することで、競技経験を長く積めることがが強み。現在の部員は中高合わせて26人で、男子部員は2人のみ。女子がチームを引っ張っている。

 近年はコロナ禍で、練習には苦労もあったが、「一つ一つの技への探究心が高い。納得のいくまで練習しています」と、監督の富山博次さん(69)。

 部長の高橋愛里彩さん(高校2年、17)は、団体戦と組演武で出場する。「自分たちの演武の動画を撮って見直すなどして動きを追求してきた。自分たちが目指すかっこいい演武をしたい」と、話した。

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