「白鵬杯」で準優勝 友部相撲少年団の5人(茨城・笠間市)
団体戦に出場した5人(友部相撲少年団提供)

 2月に東京・両国国技館で行われた国際相撲大会「白鵬杯」(同実行委員会など主催)の団体戦で、笠間市の友部相撲少年団のチームが準優勝した。

 同大会は、大相撲の宮城野親方(元横綱白鵬)の呼びかけで始まったもので、13回目。モンゴル、香港など海外の参加もあり、920人が出場した。

 団体戦は、約90チームがトーナメント方式で競った。

 友部相撲少年団は、先鋒・太田涼君(笠間小3年、145㌢75㌔)、二陣・清水泰我君(同小5年、165㌢100㌔)、中堅・河原井颯君(同小6年、175㌢105㌔)、副将・菊田流雅さん(友部中3年、175㌢130㌔)、大将・真家叶翔さん(友部二中1年、170㌢100㌔)(所属、学年は大会当時)の5人で出場。決勝戦では、千葉県の柏相撲少年団と対戦し、2勝3敗で惜敗した。

 同団は1992年に発足。友部中を拠点に、週3回の練習を積んでいる。「体は大きいが、短距離走を走っても速い子ばかり。相撲に大事な瞬発力を磨いています」と、指導者の村上寿之さん(54)。

 太田君は、食べることが大好きなことから、バスケットボールから相撲に転向して2年。「(白鵬杯は)見ていても、戦っても、強い人ばかりだった。もっと強くなりたい」と笑顔。菊田さんは、相撲部屋への入門を目標に、4月からは福島県の日大東北高校に進学する。「次は優勝を目指して頑張ってほしい」と、後輩にエールを送った。

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