街角に赤水図のマンホール 下水道組合 国重文指定受け
「立ち止まって見てほしい」と矢代さん

 日立・高萩広域下水道組合はこのほど、高萩市出身の江戸時代の地理学者、長久保赤水(1717ー1801)が作成した地図を題材に、デザインマンホールを作成した。同市役所前交差点や市民球場前など、同市内5か所の歩道に設置。赤水の関連資料が、9月に国の重要文化財に指定されたことを受けたもの。

 描かれているのは、赤水の代表作「改正日本輿地路程全図」で、全図が詳細に見える製法を採用している。プレート下部のQRコードを読み取ると、赤水について紹介するホームページが開かれる。

 同市都市整備課の矢代拓海さん(30)は、「マンホールを通じて赤水を知ってほしい。市がにぎわうきっかけになれば」と話す。

 同市都市整備課☎︎0293・23・7034。

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