無人直売所の脇に立つ横手さん
無人直売所の脇に立つ横手さん。「間もなく、人気のベビーキャロットが並びますよ」と話した

 大子町大子の歯科医院だった建物の駐車場に、週末だけ営業する無人農産物直売所がある。同町塙に畑がある「さより農園」が今年6月に“開店”したものだ。

 高さ2㍍ほどの、手作りの木製棚に、料金箱を置いた簡素な作りだが、屋根部分を黄色と白のストライプで塗装するなどおしゃれな雰囲気もある。先週末は、有機栽培のカボチャ、ミニトマト、ジャガイモ、ピーマンなどが並んだ。値段はジャガイモが一袋150円~。

 同農園の横手亮祐さん(34)は、「農業を通していろいろなことをしてみたいという気持ちから始めた。無人ですが、きちんとルールを守ってくれるお客さんばかりです」と話している。

 さより農園は、横手さんと妻の友理さんで切り盛りしている。横手さんは神奈川県出身。祖父母が同町で暮らしていた縁で、2011年に移り住んだ。それまでの数年間は、国内の離島などを中心に各地を旅していた。

 さより農園は、有機栽培で育てた年間で延べ約60種類の野菜を詰め合わせて、宅配で全国に送っている。詰め合わせの値段は、2000円(送料込み)。

 無人直売所に並べているのは、その中から選りすぐったもの。「イベントに出店することも多かったのですが、できなくなった。それが無人販売を思いついたきっかけでもあるんです」

 都合で休む場合もある。営業状況は、さより農園のフェイスブックとインスタグラムで発表。営業は午前9時~午後6時。✉︎syunnooyasai@gmail.com

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