企画展「大日塚古墳の遺物」 麻生公民館などで(茨城・行方市)
展示する家形埴輪(行方市提供)

  企画展「蘇(よみがえ)る古代行方 古墳時代なめがた~大日塚(だいにちづか)古墳の遺物~」が、行方市麻生の麻生公民館で開かれている。11月19日まで。

 同古墳(同市沖洲)から2013年の調査で出土した「人物埴輪(はにわ)」3体と、「家形埴輪」1基の修復作業が完了したことで企画した。

 展示は、修復した埴輪と、同古墳から出土した国重要文化財「埴輪 猿」のレプリカの5点。家形埴輪は、屋根に鰹木(かつおぎ)を乗せた入母屋(いりもや)作りで、立派な作りだ。

 同館での展示後は、北浦公民館(11月21日~12月3日)、玉造公民館(12月5~17日)で展示する(各館月曜休館)。

 12月2日午後2時からは、講演会「高浜入りの古墳文化~三昧塚古墳と大日塚古墳」(講師は明治大学考古学研究室の佐々木憲一教授)を北浦公民館で行う。入場無料。

 問い合わせは、同市教育委員会生涯学習課☎0291・35・2111。

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