「メタバース」で婚活 日立市が初企画 内面重視の交流が魅力(茨城・日立市)
「気軽に参加を」と、川邊さん(左)ら担当者

 日立市は、インターネット上の仮想空間「メタバース」で開く婚活イベント「メタバースとリアルで見つけるホンキの出逢い~ひたちで恋してみる?」を企画した。開催日は3月9日。対象は20~30代の独身者で、同市内に居住、通勤通学する人か、同市への移住に興味がある人。

 メタバースで開く婚活イベントは、県内では初の取り組み。参加者は、メタバース内に自身の分身「アバター」を作り、そこで行われるお見合いパーティーに参加する。見かけは分身だが、会話は音声チャットを使って、実際の声で話せる。カップルが成立すれば、リアル(実際の)デートの場も用意している。

 メタバース婚活は、どこからでも参加できる手軽さと、内面重視の交流が魅力で、全国的に広がっているという。

 「外見の印象にとらわれない分、声や話し方から伝わってくる人柄にまっすぐふれられる」と、担当の同市女性若者支援課若者かがやき係の川邊智子さんは、魅力を話す。

 募集は26人で、抽選の場合がある。参加費3000円。2月19日締め切り。問い合わせは、同課0294・26・0315へ。

 

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