真剣な表情で栗を見分ける選果場スタッフ
真剣な表情で栗を見分ける選果場スタッフ

茨城再見聞

 栗の栽培面積日本一の笠間市にあるJA常陸笠間地区栗選果場にはいま、収穫されたての栗が続々と届けられている。

 丹沢、出雲などの早生(わせ)の品種が終盤を迎え、筑波に代表される中生(なかて)品種が盛期を迎えている。10月に入ると石鎚などの晩生(おくて)品種が始まり、盛期は10月中旬まで続く。

 同選果場には、周辺の約200軒の農家で収穫された栗が届けられるという。完熟した実が木から落ちて、1日以内に届けるのが基本で、この時期の栗農家は、日々、時間に追われている。

 ベルトコンベヤーを流れる栗を選別する選果場のスタッフも同様だ。大半が10年を超える熟練者。機械音が鳴り響く中でも集中を切らすことはない。虫食いや汚れの有無などを、厳しい目で確認し続ける。

 選果場を経た栗は、県内と、東京や大阪にも出荷される。栗生産農家で生まれ育ったJA常陸の塙謙人さん(24)にとって、栗は身近にあって当たり前のもの。「仕事を始めて、全国に評価されていることを知った。やっぱりうれしい」

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう