交流で喜びも2倍に ママが運営する双子サークル「かみすついん」(茨城・神栖)
赤ちゃんを抱っこしながらおしゃべりする西脇さん(右)と高城さん

 神栖市の「かみすついん」は、双子を子育て中の家族や妊娠中の人を対象に、「一緒におしゃべりしませんか」と呼びかけている自主サークル。開催は2か月に1回。「何でも2倍の子育て。大変さも喜びも共感し合えたら。気軽に参加を」と、代表の西脇順子さん(36)。

 先月は、同市保健・福祉会館を会場に開催。参加したのは、同市に隣接する千葉県香取市の高城弥紀さん(31)。6か月の結月ちゃんと勇吾君をおんぶと抱っこしてやってくると、西脇さんも手伝って赤ちゃんを床に寝かせながら、そのままおしゃべりがスタート。

 妊娠時から双子の子育ての不安があったという高城さん。ツイッターでサークルを知り、参加を申し込んだ。「お風呂にはどうやって入れてる?」「うちの子はハンモックでよく寝たよ」など話が弾み、笑顔になった。

 サークルの結成は2年前。西脇さんも小学2年の双子のママ。「双子を連れて歩いてると、『大変だね』『頑張ってるね』と声をかけられる。ありがたいけれど、『そうだよね』と共感できる仲間もほしかった」と西脇さん。サークルでは、おもちゃや、双子用の洋服のお下がりの譲り合いなどもできればと話す。

 次回は6月25日に、同会館で開催予定。参加は、双子だけでなく、三つ子の家族も対象。参加費は1組100円。開催の詳細と申し込みは、同グループのホームページから。

 同グループのホームページは、こちら

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう