市町村対抗食の祭典 80品で、シン・いばらきメシ総選挙 事前投票受付中 (茨城・水戸市)
つくば市の「つくば福来まぜそば」

12日に三の丸庁舎で「総選挙」

 本県を代表する新ご当地グルメを決めようという市町村対抗の食の祭典「シン・いばらきメシ総選挙2024~市町村対抗いばらき最強グルメ決定戦~」の事前投票が始まっている。

 エントリーしているのは県内の全44市町村の80品。「一般料理」「スイーツ」の2部門に分かれている。

 事前投票は、エントリーグルメの写真や情報が公開されている同祭典の公式サイトで受け付けている。投票は1人1回。

 最終的な決定は、10月12~14日の3日間、水戸市三の丸の三の丸庁舎で行う「総選挙」を経て行われる。総選挙は、会場で販売されるエントリーグルメを食べ比べて、1日1人1回投票できる。1食の値段は300~1000円程度。

 

 エントリーグルメの条件は、新規グルメであること、既存のご当地グルメの場合は新たな工夫でブラッシュアップを図ること、県産の食材を使うことなど。多くは、各市町村が、地元の農家、飲食店などと検討を重ねて形にした。

 日立市は、「久慈浜しらす」「茂宮かぼちゃ」などの地元産食材のあんかけが自慢の「HITACHIブランドあんかけ飯」をエントリー。坂東市は、さしま茶でつくるジェノベーゼ風ソースを使ったパスタ「緑のポロネーゼ 茶っぺーぜソース和え」、古河市は、学校給食の人気ナンバー1メニュー「古河名物 からあげのレモン煮」で勝負。

 

料理の写真

日立市の「HITACHIブランドあんかけ飯」

 

 開催のきっかけは、「茨城には、『これが食べたい』と思ってもらえるグルメがないのではという課題。ないなら、つくってしまおうと考えた」とは、同総選挙実行委員会事務局を務める県地域振興課の桔梗谷かおるさん。

 グランプリを決めて終わりではなく、首都圏を中心に広くプロモーションを行って、受賞グルメをPRしていくという。

 事前投票の受け付けは10月4日まで。

 祭典の公式サイトはこちらから。

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう