初音茶 5年目の収穫 徳川光圀ゆかりの茶(茨城・城里町)
小学生も一緒に茶摘みをした

  水戸藩2代藩主の徳川光圀が名付けたとされる茶「初音(はつね)茶」の収穫がこのほど、茨城3大銘茶の一つ「古内(ふるうち)茶」の産地の城里町内の茶畑で行われ、茶農家らが汗を流した。

 初音茶は、光圀が愛し、古内地区に広めたと伝わる。歳月とともに栽培されなくなり、初音茶の木は地元の寺「清音寺」の境内にのみ残っていた。古内茶生産組合では、初音茶を復活させて産地のPRにつなげようと、同寺の協力を得て、2014年から栽培に取り組んでいる。収穫は今年で5年目。

 この日は、古内茶について学んでいるという地元の常北小学校3、4年生が初参加し、農家らに教わりながら、黄緑色に伸びたやわらかい新芽を丁寧に摘み取った。収穫量は6kgほどと少量のため、製茶した後は、関係者に配って試飲をする。

 3年生の関谷奏人君(8)は、「新芽は摘むと、プチッと音がして楽しかった」と、笑顔。同組合組合長の大坪薫さん(67)は、「初音茶を通して、古内茶をもっと知ってもらえたらうれしい」と、話していた。

 

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