土器の「顔」集めた企画展 「県立歴史館」(茨城・水戸)
国指定重要文化財「人面付壺形土器」

 水戸市緑町の県立歴史館は、顔のついた土器や土偶、埴輪などを集めた企画展「ふぇいすー掘り出された顔かたち」を開いている。11月23日まで。

 展示は、県内の遺跡の出土品を中心にした59点。

 「人面付壺(つぼ)形土器」(国指定重要文化材)は、常陸大宮市の泉坂下遺跡の出土品。少し上向きに作られた顔は、ひげやもみあげのような装飾があり、男性の顔を表現したとされる。

 千葉県から来館した松本祥子さん(76)は、「作られた時代や地域によって表情が違い、とても面白い」と話していた。

 午前9時半~午後5時(入館は同4時半まで)。月曜休館。入館料一般350円、大学生180円、70歳以上170円、高校生以下無料。同館☎︎029・225・4425。

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