知る人ぞ知る農家マルシェ 完全予約制で第4土曜に開催(茨城・日立)
「リアグリ」のメンバーら

 日立市役所駐車場で第4土曜に開かれている「日立ドライブスルーマルシェ」は、県北地区の農家仲間5組による野菜販売会。販売するのは、各農家が「その時期1番おいしい野菜」を持ち寄って詰め合わせたセット(2000円)。「野菜との出合いが楽しい」と好評だ。新型コロナウイルス感染拡大防止のためにドライブスルー形式を採用している。

 9月の販売会には、農家4組が参加。セットの中身は、生落花生、キャベツ、カリフラワー、葉大根、ミニ白菜、シカク豆のほか、食用花のエディブルフラワー3種やリンゴ、新米も。なじみの少ないシカク豆とエディブルフラワーについては、食べ方を紹介したメモも入れた。

 5組は、樫村ふぁーむ(同市)、源ちゃん農園(同)、タクミファーマーズ(同)、木の里農園(常陸太田市)、柴田農園(高萩市)。栽培方法や、栽培品種にもこだわる農家ばかり。5組を合わせたグループ名は「Re:Agri(リアグリ)」としている。

 2019年から、情報交換などの付き合いを続けていて、同マルシェは、20年5月に開始。次回で25回目になる。

 代表で、樫村ふぁーむの樫村智生さん(33)は、「初回から購入してくれている人もいる。自分たちも楽しみながら、わくわくしてもらえるセットを作りたい」。源ちゃん農園の與澤巧さん(39)は、「栽培する作物は違っても、土作りの方法など共通点もある。互いの作物を見て、食べて、毎回刺激になっています」。

 10月は22日に開催。販売は、数量限定で、完全予約制。予約は、同グループのメール、フェイスブック、電話(樫村ふぁーむ、☎︎070・8439・1607、受付時間午前9時~午後5時)などで。10月分の受け付け締め切りは20日。詳細は、同グループのSNSに掲載。

 同グループのフェイスブックは、こちら。インスタグラムは、こちら

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