JA常陸奥久慈枝物部会(常陸大宮市、菊池正男部会長)は、クリスマスや正月の花材として使用されるサンゴミズキの出荷に忙しい。盛期は、来年1月の上旬まで続く。
出荷先は首都圏が中心で、その後、全国の花店などに届けられる。昨年は約8万3000本を出荷。今年はさらに増える見込みという。
サンゴミズキは、赤い枝が特徴の落葉低木。サンゴのように見えることから名前がついた。生け花のアクセントにしたり、リースに使われることもある。同部会は、2005年の発足当初から生産している。
枝物栽培を始めて20年の郡司次雄さん(76)、文子さん(73)夫婦は、「喜んで使ってくれる人が多く、張り合いがある」と笑顔をそろえる。畑から刈り取ったサンゴミズキの長さをそろえる作業に当たっていた。
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