Tシャツ販売で被災地支援 県立勝田特別支援学校高等部の生徒(茨城・ひたちなか市)
(左から)イラストを担当した平野亜季さん(3年)、根本優さん(同)、サービス班の平野悠真さん、大内寛大さん

 石川県能登半島地震と、豪雨災害の被災地を支援しようと、ひたちなか市の県立勝田特別支援学校の高等部の生徒らがこのほど、オリジナルのチャリティーTシャツを販売した。売上金から制作費を除いた7万7500円を日本赤十字社石川県支部に寄付する。
 販売枚数は、159枚。販売場所は、同校の文化祭「勝陽祭」の会場。
 チャリティーTシャツの販売は、「サービス班」の生徒17人が中心となって企画した。Tシャツのデザインは、イラストが得意な同校の文化部に依頼した。同部は、1人2、3点のアイデアを出し合い、本県と石川県の形から連想した生き物と、「2024」の文字をデフォルメしたものを組み合わせたデザインに決めた。「茨城から石川へ」の思いを込めた文字も印刷した。
 サービス班の平野悠真さん(3年)と、大内寛大さん(2年)は、「自分たちで考えたTシャツを、たくさんの人たちに買ってもらえてうれしい。少しでも被災地の役に立てれば」と、笑顔だ。

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