ぶんぬき祭とにぎわいフェス 駅周辺で5月4・5日(茨城・大子町)
「大子ぶんぬき祭」の一場面(大子町観光協会提供)

  大子町大子の十二所神社の4年に一度の祭礼、「春季出社例大祭」が5月4、5日、同神社周辺で行われる。

 毎年恒例の例大祭が、盛大な内容になる。4年前はコロナ禍で中止となったため、今年は8年ぶり。

 両日とも、「御神輿(みこし)渡御」「屋台巡行」と、「大子ぶんぬき祭」が行われる。

 大子ぶんぬき祭は、屋台のおはやしを奉納するもの。両日とも午後6時から、JR水郡線の常陸大子駅前で行う。

 屋台は7つの町内会から参加する。はやしは、「ぶんぬき」という名のはやしを、一斉に演奏する。ぶんぬきは「踏み抜く」「打ち抜く」という意味の方言。相手のはやしの調子を乱すように太鼓の皮をぶんぬくほど激しく打ちあう様子からその名が付いた。

 「大子ならではの勇壮なおはやし勝負を楽しんで」と、同町連合若連会長の片野篤さん(46)。

 両日の午前10時~午後6時には、同町文化福祉会館まいん駐車場で「大子春のにぎわいフェスティバル」が開かれる。同町と同町観光協会主催。

 主な内容は、7町内の屋台紹介、町内の団体による祭りばやし演奏、よさこい演舞、「赤塚関東獅會」の獅子舞、長唄三味線絵演奏(4日のみ)など。

 フードエリアには、ホットドッグやアユの塩焼き、アボカドジュースなどを販売する8店が出店する。5日午後6時からは、ぶんぬき祭に合わせて花火の打ち上げ(約2分間)を行う。同町観光協会☎0295・72・0285。

 

 

 

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