川尻海防農兵の甲冑など 郷土博物館で収蔵資料展(茨城・日立市)
展示品を説明する大森さん

 日立市宮田町の市郷土博物館は、開館50周年を記念した収蔵資料展「市宝展DXパート1」を開催中。展示は、同館所蔵品の中から選りすぐった48点。5月11日まで。

 資料は、「地質時代」「原始古代」「中世近世」「美術」の4項目に分類。中世近世部門の見どころの1つが、1800年中期、農民が海防のために身につけた川尻海防農兵の甲冑(かっちゅう)の実物。

 学芸員の大森潤也さん(54)は、「日立の歴史を見つめるきっかけになれば」と話す。開館は午前9時半~午後4時半。4月21日休館。同館☎0294・23・3231。

 

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