個性豊かに上演中 発足29年の「おはなし会しらゆきひめ」
4月の勉強会に集まったメンバー

 茨城町の図書館や幼稚園などで、子どもたちに絵本の読み聞かせなどをしている「茨城町おはなしの会 しらゆきひめ」。会の魅力は、読み聞かせあり、人形劇あり、茨城の言葉を使った語りありというレパートリーの豊富さ。発足29年。

 同会は、公民館講座「絵本とおはなしの講座」の受講生で発足。現在のメンバーは18人。

 代表の渡辺奈緒子さんは、物語に合わせた曲を自作して読み聞かせをすることも。藤枝安子さんは、温かい茨城なまりで地元民話などを披露する。

 藤枝豊子さんは3年前、創作絵本のコンクール「第35回日産童話と絵本のグランプリ」で佳作に入賞した。入賞作「こたつものがたり」は、おじいちゃんと猫が主役の物語。同作を読み聞かせすることもある。

 共通するのは、「子どもの本が好き、子どもが好き」という思い。「子どもたちを楽しませたい」との気持ちが、会のレパートリーを増やしてきた。

 新型コロナウイルスの影響で、活動する機会は減っているが、「こんなときだからこそ、温かいお話を届けられたら」と、メンバー。

 同会は、同町立図書館で、第2土曜の午後2時、第4土曜の午前11時に、おはなし会を開催している(新型コロナの影響などで変更の場合もある)。問い合わせは、同館☎︎029・240・7131へ。

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