ミニチュアドールハウス展 「常陽史料館」(茨城・水戸)
「ケイティの住居」

 日立市のドールハウス作家、中村智恵さんの作品展「中村智恵 ミニチュアドールハウス展―身長14センチで小旅行!―」が、水戸市備前町の常陽史料館で開かれている。

 ドールハウスは、ミニチュアサイズの模型の家。16世紀のドイツが起源とされていて、12分の1の縮尺サイズで制作するのが基準という。

 中村さんは、ドールハウスの本を集めるなどして独学で制作。12分の1サイズを中心に、6分の1サイズの作品も制作している。

 展示は約30点。作品「ケイティの住居」=写真=は、高さ73㌢、幅50㌢。屋根裏部屋もある造りで、本棚に並ぶ本や鉢植えなど、細かく精巧な表現が詰まっている。「小さな人形になった気分で、のぞいてみて」と、同館。

 会期は3月20日まで。月曜休館。同館☎︎029・228・1781。

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