貴重な書籍を曝書、公開 水戸・弘道館で16~18日
曝書の様子(弘道館事務所提供)

 水戸市三の丸の弘道館は、同館が所蔵する書籍を広げて虫干ししたり、本の状態を確認したりする保存作業、曝(ばく)書をあす16日から行う。合わせて書籍を公開する。18日まで。

 曝書は、藩校時代や明治時代にも行っていたと記録が残る。対象となるのは、藩校当時に使用された教科書や、徳川光圀の命で編さんされた歴史書「大日本史」など約150冊。会場は、至善堂二の間、同三の間。雨天時は、書籍の展示のみを行う。藤田東湖が揮毫(きごう)した道場訓「神道無念流壁書」の版木と、対応する拓本の特別公開も同時に行われる。

 午前9時~午後4時半。同館☎︎029・231・4725。

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