サバの干物を持つ津久浦社長
自慢のサバの干物を持つ津久浦社長

茨城再見聞

 サバの干物などを製造販売する神栖市波崎の津久文水産社長の津久浦良典さん(69)は、身を丸々と太らせたサバが本県沖にやってくるという12月の到来を心待ちにしている。

 本県沖にやってくるサバは、北海道付近までを行き来する習性があり、「12月に本県沖で捕れるサバは、カツオでいう戻りガツオのようなもの」と津久浦さん。

 戻りガツオほど注目されないのは、年の瀬で、正月食材が市場にあふれる時期であることと、冷凍技術が発達したせいもある。12月に水揚げされたサバの多くは、干物などに加工された後に冷凍されて、時期をずらして流通するという。

 「冷凍していない干物は、格別の味」というのが津久浦さんの持論だ。それが12月のサバであればなおさらだという。津久浦さんはいま、数量限定の予約制で、冷凍を経ない「ノンフローズンサバの干物」を販売する準備をすすめている。素材にするのは12月に水揚げされるサバのみで、「この味が広がれば、茨城の新たな顔になる」と自信を込める。

 予約申し込みは同社(☎︎0479・44・0800)へ

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