第38回チビっ子夏の絵コンテスト審査結果発表
読売新聞水戸支局長賞 の益子蒼君の「迫力満点!!大恐竜」

 「夏休みの思い出」をテーマにした第38回チビっ子夏の絵コンテストの審査がこのほど行われ、幼児、小学校低学年、同高学年の3部門で、最優秀賞1点、読売茨城タウンニュース社社長賞1点、優秀賞2点、佳作6点、奨励10点、全作品の中から読売新聞水戸支局長賞1点の計61点が決まりました。

 応募数は、幼児1066点、低学年1818点、高学年1032点の計3916点。海遊びをしたり、動物園や水族館で楽しんだりと、夏休みらしい題材を描いた作品が多く寄せられました。

 特別審査員の三好義章さん(元ひたちなか市立前渡小校長)と飯村敏江さん(元水戸市立国田小教諭)は、「質の高い、しっかりと描きこんだ作品が増えてきました」と講評。力作に圧倒されながら、熱心に審査しました。「日常の中に描く題材はたくさんある。自分なりの感動を見つけて描くと、個性の光る作品になります」と、三好さん。飯村さんは、「周囲は、いいところを見つけてほめてみて。表現することを楽しんでください」と話しました。

 

★幼児の部最優秀賞

「むしとり」柏澄晴君(5歳) 水戸市・ヴィクトリアナーサリー

【本人コメント】網を持って、虫捕りをしているところを描きました。虫の色や形をよく見るのが好き。いつも楽しいです。

【講評】大きく描いた虫捕り網と、勢いのある線描きから、虫捕りをした日の楽しさが伝わってきます。背景を白くしたことが、線の勢いを際立たせました。

 

★小学校低学年の部最優秀賞

「磯あそびに行ったよ!」鎌倉さやかさん 水戸市・寿小3年

【本人コメント】磯遊びをして、ヤドカリ、ヒトデ、カニなどがとれました。絵の具は苦手だけれど、カラフルに表現したくて、何色も使って描きました。

【講評】海の生き物たちが工夫して描かれていて、現実感があります。現場の楽しい雰囲気も伝わります。

 

★小学校高学年の部最優秀賞

「にんじん食べる?」荒井花凜さん 水戸市・梅が丘小6年

【本人コメント】日立市のかみね動物園のヤギたちを描きました。こだわったのは、ヤギの表情。かわいさ、優しさが伝わるように、丁寧に描きました。

【講評】ヤギの表情から、作品全体が優しい雰囲気になりました。ヤギや人物の陰影も描いていて、画面に深みが出ました。

 

★読売新聞水戸支局長賞

「迫力満点!!大恐竜」益子 蒼 水戸市・吉沢小6年(作品は、記事上部に掲載)

【本人コメント】恐竜の質感、立体感を出したくて、何度も重ね塗りをしました。写真をもとに描きましたが、人物はマスクをしていたので、いろいろな表情の人の画像を探して、参考にして描きました。

【講評】口を大きく開けた恐竜が迫力満点。人物の表情も豊かで、臨場感が生まれました。構図も見事です。

 

第38回チビっ子夏の絵コンテスト審査結果発表

社長賞と優秀賞はこちら

佳作はこちら

 

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