豊作と豊漁、家内安全を願う祭り「みなと八朔(はっさく)まつり」が、8月26、27日、ひたちなか市の那珂湊地区で開かれる。みこしの渡御の役割を担う同地区和田町は、みこしの担ぎ手を募集している。
同祭りは、菅原道真公のご神体が流れ着いたのが始まりとされる。みこし渡御を和田町が担当するのは、ご神体が流れ着いた場所が、海に面した同町だったという言い伝えから。
27日のお浜入りは、祭り一番の見どころ。みこしが海に入り、担ぎ手の勇壮な掛け声と、水しぶきが飛び散る。
みこしは、一度に担げる人数が最大20人。1人当たりの過重負担が高く、5分程度で交代しながら練り歩く。募集は約200人。参加は、27日午前5時の御仮屋の出社後から、お浜入り、午前10時半までの町内練り歩きの約4時間の渡御。8月15日までに若衆頭会長の梅原さんへファクス(FAX029・262・3006)で申し込む。問い合わせは、若衆頭の深作さん☎090・3246・1961。