潮来市を流れる前川で行われている「鯉のぼりめぐり 遊覧船運航」は、4月から始まった企画。前川にかかる天王橋、水雲橋、思案橋に、約40匹のこいのぼりを展示。春の水郷情緒を船上でゆっくりと楽しんでもらおうというもの。運航は5月15日まで。
こいのぼりは、同企画に合わせて、市民から寄贈を募った。
運航する船は、同市名物の手こぎの「ろ舟(ぶね)」か、船外機付きの観光船。ろ舟のコースの運航時間は約30分で、料金は大人1000円、小学生500円。運営する「株式会社いたこ」の篠塚恭透さん(49)は、「船頭の観光案内も楽しんで」とPR。
乗船場所は、津軽河岸あと広場(同市潮来、火~日曜)と、水郷潮来あやめ園(同市あやめ、土・日曜と祝日のみ)。問い合わせは、同社☎︎0299・94・2800(月曜休み)。