ひな人形の出荷が盛期 人形製造「桂雛」(茨城・城里)
制作途中の桂雛

 城里町阿波山の人形製造「桂雛(びな)小佐畑人形店」で、3月3日のひな祭りを前に、ひな人形の出荷作業が最盛期=写真。同社が製造するひな人形の桂雛は、県郷土工芸品に指定されている。

 同社によれば、近年は、落ち着いた色合いのひな人形が人気。また、住宅事情の変化でコンパクトなタイプが好まれるという。三代目の小佐畑孝雄さん(49)は、「時代の変化に対応しながら、伝統文化を守っていきたい」と話している。

 桂雛は、大小さまざまに裁断した225枚の生地を、織り重ねて仕上げていく。225枚は、代々受け継いできた生地の枚数だという。

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