異色のコラボ雑貨店 陶芸家と輸入雑貨店主が共同運営「DOOKIE&FRUTAS」
「町の魅力の一つになれば」と岩野さん(写真左)と渡辺さん

 城里町上古内の県道51号沿いにある「DOOKIE(ドゥーキー)&FRUTAS(ふるたす)」は、アメリカ輸入雑貨をそろえる「DOOKIE」と、地元で活動する工芸作家の作品を並べる「FRUTAS」が同居する異色の雑貨店。

 「DOOKIE」はアメリカ輸入雑貨を愛する渡辺直美さんが、「FRUTAS」は上古内に窯を持つ陶芸家の岩野一弘さんが運営。「それぞれの魅力を楽しんでもらえたら」と2人。

 オープンしたのは昨年6月。2人は以前からの友人で、地元作家の作品をPRする場所がほしいと考えていた岩野さんが、雑貨店を営むために安い物件を探していた渡辺さんに声をかけた。渡辺さんは東京で輸入雑貨店に10年勤めた後、水戸市で独立したが、家賃の高さに悩んでいた。

 店は、元工務店の平屋を借り、内装は廃材などを使って自分たちで改装した。

 DOOKIEは、アメリカ雑貨の中でも、人気キャラクターグッズの品ぞろえが自慢。渡辺さんの長年の雑貨業経験が生かされている。また、「ごちゃごちゃとした、雑貨店ならではの雰囲気も大事にしています」と渡辺さん。駄菓子も並ぶ。

 FRUTASは、7人の作家作品を展示販売。内容は、陶器、アクセサリー、多肉植物、アフリカ布の小物など。地元産の古内茶を試飲できるコーナーもある。「気軽に寄ってもらえたら。地域の交流人口を増やせれば」と岩野さん。

 開店は原則水・金曜と第4日曜で、時間は午後1時頃~7時(第4日曜は午前10時~午後4時)。岩野さん☎︎080・5651・1156。

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