ハリーと内山さん
自宅庭でハリーを可愛がる内山さん

 那珂市後台の内山克三さん(64)の愛犬ハリーは、18歳5か月の老犬。人間の年齢に換算する方法にはいくつかあるが、90歳から100歳近い数値になるものもある。

 内山さん宅の庭に面した1つの窓には、ハリーが自由に出入りできる専用扉が設けられていて、内側は内山さんの趣味の部屋。今年の1月までは、体調不良で寝たきりだったこともある内山さん。今は、ハリーの散歩に出掛けられるほどに回復したが趣味の部屋にいる時間は長く、「お互いが空気のような存在。いつも一緒に過ごしています」

 ハリーは雑種で、東海村に暮らす内山さんの兄の家で生まれたうちの一匹だった。

 「もらい手を探した兄は、私より先に子どもたちに話をした。子どもが断るわけないでしょ。ずるいなと思ったけど、今となってはありがたかった」と笑う。

 とにかく元気な犬で、散歩させる内山さんや、妻の薫さんは、いつもぐいぐいと引っ張られた。

 ハリーは、2016年と2017年に病気を患った。2017年の病気は手術を伴う大病で、年齢的なこともあり、「もうだめかと思った」。

 「長生きの理由は、ストレスが少ないことじゃないかな」と内山さん。内山さん宅では、子どもたち2人も、ハリーがやってきたときと同じように暮らしていて、いつもハリーを気にかけている。寂しがる時間はないという。

 「18歳になるまでは元気でいてほしいと願っていたけれど、それを過ぎたら、あまり意識しなくなった。この幸せな毎日が1日でも長く続けばいいと考えるだけ」と内山さん。

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