移動販売車「よってく」始動 地元NPOが運営
移動販売車「よってく」出発式の様子

 常陸大宮市で保健、医療、福祉事業などに取り組むNPO「虹のポケット」(後藤悟子理事長)は、高齢者などの買い物弱者を支援しようと移動販売車「よってく」の運用を開始した。このほど同市役所で出発式を行った=写真。

 よってくのベースは、軽トラック。稼働時は、商品として日用品、食料品を積み込むほか、注文にも応じる。市内の御前山、美和、緒川地区などの中山間地域を週2回ほど巡回し、安全パトロールも兼ねるという。

 出発式で後藤理事長は、「誘い合って買い物をして、地域住民の交流の場の一つになれれば」と話し、鈴木定幸同市長は「活躍を期待する」と期待を込めた。

 同事業は、同市の「移動販売型・買い物弱者支援事業」の助成金を受けて運営する。

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