展示の様子
父・家康が着用した具足(左)などを展示

 水戸市大町の市立博物館は、水戸藩初代藩主・徳川頼房の生涯を、ゆかりの品とともにたどる展覧会「徳川頼房 初代水戸藩主の軌跡」を開いている。11月21日まで。

 頼房は、2代藩主光圀、9代藩主斉昭に比べて取り上げられる機会が少ないため、その生涯はあまり知られていない。同展は、頼房の命で建てられた水戸東照宮の創建400年記念で企画した。

 展示は、父・家康が着用した遺品として、頼房が同宮に奉納した具足や、頼房から佐竹義宣に送られた書状、同宮に伝わる宝物など、約150点。

 狩りを愛した頼房。愛用の鞭(むち)は、頼房が実際に使ったとされる数少ない資料の一つ。1651年~55年頃の水戸城下を描いた絵図からは、頼房期までに整備された水戸城下の姿が、大きな改変を受けずに現在の街並みに引き継がれていることが読み取れる。

 「水戸藩の統治機構や、水戸城と城下町を整えるなど、水戸に大きな足跡を残した人物。行ったことや人柄にふれてもらえたら」と、担当学芸員の藤井達也さん。

 11月6、21日の午前11時、午後2時からは、学芸員が見どころを紹介するギャラリートークを行う。入場料一般200円。月曜休館。土、日曜は同館ホームページからの入館予約が必要。同館☎︎029・226・6521。

 同館ホームページは、こちら

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