世界大会でステップ 中学3年の打越聖愛さん 社交ダンス歴6年(茨城・ひたちなか市)
世界大会で演技する打越さんと足立さんのペア(写真は打越さん提供)

  ひたちなか市の打越聖愛(まりあ)さん(茨城大学教育学部付属中3年、15)が、昨年11月にルーマニアで行われた社交ダンスの世界大会「WDSFワールドチャンピオンシップジュニアⅡスタンダード」に日本代表として出場した。

 上位入賞はならなかったが、ペアを組む足立拓海さん(中2、千葉県)とともに、伸びやかな演技を披露した。

 同大会は、世界ダンススポーツ連盟(WDSF)が主催。各国から中学生以下の56組が出場した。日本からは2組が出場。打越さんペアは、「2023ダンススポーツグランプリ in 京都」で優勝するなど、国内大会での好成績を受けて選ばれた。

 

 打越さんは、プロのダンサーの父、美智夫さんと母、珠恵さんの影響で、小学3年から競技を始めた。週4回のレッスンに加え、バレエも学んだ。

 中学生からは大人の選手と同じ高さ7cmのヒールをはいて踊っている。ヒールに負けない体幹を鍛えるために筋トレも日課にしている。

 やると決めたらやり通す精神力も手伝って、めきめきと力を伸ばし、中学1年の時には、所属するダンス団体の全国強化選手に選ばれた。

 足立さんとはペアを組んでまだ1年ほどだが、当初から呼吸が合った。打越さんが毎週千葉に通って練習を重ねた。

 世界大会は初出場。各国の選手とのスピードや体格の差を感じ、圧倒されたというが、「一から自分のダンスを見直さないといけないと、気合が入った。世界でしっかり戦えるように頑張りたい」と、打越さん。

 

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