【夏の絵コンテスト】コロナ禍の夏、どう描く? 特別審査員の先生に質問! 前編
三好義章さん

 小学生以下の子どもたちを対象にした絵画コンテスト「第36回チビっ子夏の絵コンテスト」(よみうりタウンニュース主催)の作品募集が始まりました。

 今年の夏は、新型コロナウイルスの影響で、休みの期間が短いなど、例年とは様子が違います。「出かける機会が少なく、題材が見つからない・・・」という悩みもありそうです。特別審査員の1人、三好義章さん(76)に聞いた描くポイントを、前編、後編に分けて紹介します。

 

ー花火大会や祭りなど、夏のイベントを描いた作品が例年多く寄せられますが、今年は多くが中止になっています。

 「今年は楽しみが少なくて残念です。でもね、絵は、ワクワクしたり、楽しかったり、思わずだれかに伝えたい! と思うような、自分だけの「感動」を表現します。

 家の中にも、感動の種はたくさんあります。例えばご飯の時間。お母さんが大好物を作ってくれたときのうれしさを描いてもいいし、家族そろって食べたときの楽しさを表現してもいい。お風呂の時間だって油断はできません。何か面白いことが巻き起こるかもしれません。

 庭やベランダでの出来事も見逃せません。水やりの途中で虹が見えたり、大きく実った野菜を収穫したり。線香花火などの花火だったら庭でも楽しめそうです」

 

―身近にある「感動」を見つけるのですね

 「日々の生活の中で楽しかったことを思い出して、その出来事をよく見つめてみましょう。題材がオリジナルであればあるほど、すてきな絵になります。今年の夏は一度きり。今年の感動を残しましょう」

 

 後編は8月20日号に掲載します。なお、コンテストの応募方法は、当社ホームページに掲載しています。

 当社ホームページは、こちらから。

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