大河で注目の渋沢栄一展 弘道館 パネル展示
パネルで紹介している

 「近代日本経済の父」といわれた実業家の渋沢栄一(1840~1931年)と水戸との関わりを紹介する企画展「渋沢栄一と弘道館~大正五年五月二十八日の講演録から~」が、水戸市三の丸の弘道館で開かれている。

 渋沢は、先日から放送が始まったNHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公で、水戸藩との縁から、同館でもロケが行われた。

 渋沢は、大正5年、同館での講演を目的に初めて水戸を訪れた。展示は、その講演録をひも解きながらまとめたもの。当時の地図や写真を使って訪問した場所を紹介したり、県立商業学校(現在の県立水戸商業高校)で行った講演の内容なども振り返っている。

 「栄一に思いをはせながら、弘道館や水戸の街を歩いてもらえたら」と、同館の瀬戸祐介さん。

 展示は、新しい資料を追加しながら、12月19日まで行われる。入館料高校生以上400円、中学生以下200円。

 同館☎︎029・231・4725。

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