「正気歌」を見る来館者
「正気歌」(左)を見る来館者

 水戸市緑町の県立歴史館で、特設展示「渋沢栄一と茨城」第一部「渋沢の原点~水戸藩の幕末寸描」の後期展示「志士と『攘夷』」が始まった。渋沢栄一に大きな影響を与えた、水戸藩の志士たちの動向や、多様な世界観を紹介する。8月31日まで。

 展示は、文書や絵図など関係史料15点。武田耕雲斎や藤田小四郎、徳川慶喜など、渋沢栄一に影響を与えた人物や組織の関連資料もそろえる。

 展示品の一つ、藤田小四郎が書いた漢詩書「正気歌(せいきのうた)」は天狗党の筑波山挙兵と同年に書かれたもの。同詩は小四郎の父である東湖作で、幕末の志士たちに支持された。

 同館史料学芸部歴史資料課課長代理の由波俊幸さん(46)は「渋沢が幕末の動乱をどのように見ていたのかを考えてみて」と話している。

 午前9時半~午後5時(入館は同4時半まで)。月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)。一般350円、大学生180円、70歳以上170円、高校生以下無料。同館☎︎029・225・4425。

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