謎の「うつろ舟」模型登場 水戸市立博物館でご当地妖怪など紹介
「うつろ舟」の想定模型

 水戸市大町の市立博物館は、ご当地茨城に伝わる妖怪などを紹介する企画展「夏休み子どもミュージアム 妖怪参上!」を開いている。入場無料。8月26日まで。

 注目は、「うつろ舟」。江戸後期、鹿島灘の海岸に漂着したといわれる舟で、当時の資料によると、幅約5・5㍍、高さ約3㍍。中には身長約1・8㍍の美女が乗っていたという。舟はどこから来てどこに行ったのか、乗っていた美女は誰なのか、今もすべてが謎という。

 展示では、当時の資料と、同館製作の想定模型を紹介。「超常現象に魅せられた時代だった。想像を膨らませて」と、同館の坂本京子さん。ほかに、水戸・那珂川の河童、旧岩間町の天狗なども紹介。総点数は約350点。

 8月8日は、イベント「ワッショイ! 夏の妖怪まつりだよ!」を開催。内容は、「アニソンメドレー」「夏のこわーいお話」「歌って踊るバルーンパフォーマンス」。午前10時半と午後2時の2回。各回30人。参加には電話申し込みが必要(7月29日から)。ほかの関連イベントは、同館ホームページ(HP)に掲載。

 土、日曜と祝日は、同館HPからの入館予約が必要。同館☎︎029・226・6521。

 同館HPは、こちら

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