功績伝える渋沢栄一写真展 大洗美術館
展示品を紹介する同館の榎本宇内館長

 放映中のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公、渋沢栄一をテーマにした写真展が、大洗町磯浜町の大洗美術館で開かれている。8月末までの予定。

 27歳から91歳までのさまざまな場面での渋沢の姿など、32点を展示。渋沢がまげを結った写真もある。

 写真は、同美術館が所蔵しているもの。同美術館は、栄一の四男の秀雄と深い交流があったことから、渋沢栄一記念財団の関連団体、竜門社の茨城支部事務局となっている。その縁で、こうした資料が保管されている。

 秀雄は絵画などをたしなむ文化人だった。同町や水戸市などの風景も描いていて、同館にも保管されている。今展では、秀雄が描いた大洗町の浜辺や海門橋、水戸市の偕楽園の絵など、常磐線沿線の水彩画29点も展示している。

 入館料大人500円。水・木曜休館。午前10時~午後4時。同美術館☎︎029・266・2637。

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