梅の名所として知られる水戸市の偕楽園で11月11日、梅の木のせん定作業の様子を公開する「偕楽園 造園の名工によるウメのせん定見学会」が開かれる。県造園建設業協会主催。
約100種3000本の梅が植えられている同園では、毎年11月~1月、樹形を整え、花を咲かせて結実させるためのせん定作業を行っている。
見学会は、伝統技術や、さまざまな技能を駆使して行うせん定の様子を広く見てもらおうというもの。卓越した技能を持つ「現代の名工」など、造園職人15人ほどが参加する。
場所は、園内の見晴広場(東門付近)。午前10時から開会式で、せん定作業を行うのは同10時半頃~午後2時頃。時間内の見学は自由。
「植木相談会」「藁(わら)ボッチ作り体験」「コケ玉教室・販売」(材料費500円)も行う。
見学会の参加は無料(県外在住者は入園料が必要)。小雨決行。雨天時は12日に順延。順延、中止の場合は偕楽園のホームページ(https://ibaraki-kairakuen.jp/)で知らせる。
同協会事務局☎029・226・5691。