地域住民らが管理 利用は無料  湯沢峡の足湯営業開始(茨城・大子町)
「いいお湯ですよ」と、小野瀬さん(右)と鈴木さん  

 「大子に来たら、ここで疲れを癒やして帰って―」。大子町西金の湯沢峡にある足湯施設「湯恵(ゆめ)足ゆ」がこのほど、今年の営業を始めた。

 地域住民でつくる「西金源起会(さいがね・げんきかい)」による手作りの足湯で、利用は無料。例年、春と秋の行楽シーズンにのみ営業していて、今年は、4・5月と10・11月の土、日曜と祝日に営業する予定だ。営業時間は午前10時~午後4時。

 湯船は、横3メートル、縦2メートルで、ヒノキ造り。湯は、湯沢温泉郷の旧湯本屋旅館の源泉をくみ上げて、沸かしている。

 ペット用の足湯もある。犬連れで来場し、犬を車の中で待たせている人が多いことから、「一緒に楽しんでもらおう」と作ったといい、こちらもヒノキ造り。

 「川のせせらぎや鳥のさえずりを聞きながら、ゆっくりしてもらえたら」と、同会会長の小野瀬康弘さん(70)と、鈴木寛美さん(75)。

 場所は、国道118号「湯沢入口」の信号を男体山方面に向かい、約1・3キロ。問い合わせは、事務局の染谷さん☎090・9824・2342。

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