幸せ願って「はっけよい、のこった」 4年ぶりに延方相撲(茨城・潮来市)
花相撲に出場した豆力士たちは、取り組みでも、その前後の振る舞いでも、見学者らを笑顔にさせた

 潮来市新宮の鹿嶋吉田神社で7月30日、県無形民俗文化財に指定されている「延方相撲」が行われた。

 約350年の歴史を持つ奉納相撲。コロナ禍の中止を経て、4年ぶりの開催だった。

 メインは、1~5歳の男児14人が登場した「花相撲」。男児らは化粧まわしをつけて保護者とともに土俵に上がり、勢いよく取り組んだり、泣き出してしまったり。ほほえましい姿に、見学者からは大きな歓声や拍手が送られた。

 ほかに、地元小学校の5、6年生と青年力士の取り組みも行われた。〈カメラ・長屋陽〉

 

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